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by KOMPas

 『処遇現場ソフト』の実装 (7)端末側ソフト

 全頁でみたデータベース端末機に期待する条件は、データベースソフトを何にするかによって、条件の達成度合いは様々になります。
これまでのデータベースは、その入出力にはデータベースが「指定」した端末側ソフトが必要でした。現在でもこの状況はさほど変わっていませんが、昨年或いは一昨年あたりから、データベースの入出力にはブラウザをつかおう、或いはブラウザもつかえる、というデータベースが出現しました。
    

 多くのデータベース業者がインターネットに対応しようとした結果なのかもしれませんが、使う側からすれば、「端末側コストがかからない」「端末の機種に依存しない」という大きなメリットを生み出してくれました。

 何回か繰り返したように、『処遇現場ソフト』の端末は、出力専用もあわせると、そのニーズはおそらく次第に数が増えていきます。
そのときに生じる「端末側コスト」について考えるとき、ブラウザが端末になる、という方式はコスト削減に大きく寄与するばかりか、これまで端末側のコストが理由で止まっていた「情報の共有」への傷害が、突然無くなってしまうことを意味します。

 話が少し飛びすぎたかもしれません。ようするに、端末側にコストの生じないデータベースは全体として安上がりにできる、ということをここで理解していただきたかったわけです。

 「端末側のソフトに発生するコストを押さえる」ことをデータベース選択の切り口にして、幾つかの点をここで吟味していきます。

 意味合いが厳密ではありませんが、コストが生じない端末側ソフトとして、ブラウザ、EXCEL、WORD、そしてメールソフトを考えます。
コストは実際は生じるのですが、これらは「処遇現場ソフト」のためのコストではない、という考えから「コストなし」と判断しています。コンピュータを購入した時点で、すでに上記ソフトも購入している、といった類のソフト、という意味です。

 これらを端末側ソフトに使えるデータベース、或いはデータベースシステムをみつけることができると、「処遇ソフト」の総コストを低く押さえることができます。

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