社会福祉法人　　福智の里

指定障害者支援施設　　鷹　取　学　園

（知的障害者生活介護・知的テキ障害者施設入所支援）

〒822-0007 福岡県直方市大字下境サカイ字鬼ケ坂サカ336-11

TEL.0949-24-6622

FAX.0949-24-8333

http//www.enissi.com/takatori/

E-mail : takatori@enissi.com

はじめに

（制度上の位置付ヅけ）

　当園は、知的障害を持った人たちの中でも、特に重度、最重度知的障害を持った人たちへの支援を開園以来ずっと行ってきた施設です。

　　

　「一般社会生活を送る上で、自分で選択したり、判断したり、決定することが大変不得手な傾向にある」とは、知的障害と言われるこの人たちの障害特性を的確に捉えた表現です。このような障害を持った利用者の皆さんですが、私たちと同世代（同じ社会）を生きていく中で、心身共に健やかに生活していけるようになることを願ってやみません。

　一人ひとりの個性を重んじ、協調性を養い、その人らしく生きることができるように、利用者個人個人が持っている能力を十分に発揮させ、今（現段階）よりも、少しでも社会的自立を目指せるように、また安心して、明るく、楽しく暮らせる安全な居住場所の確保と日中活動の場を提供できるように今日まで努力してきました。

　各利用者個々のニーズがどのようなものであるかに対し、可能な限り理解するように努め、その内容が充足できるように努めています。

　福祉の仕事は信頼が基盤です。利用者の皆さんの人格を尊重し、安心して施設生活を送ることができるように心掛け、その結果が家庭や地域への生活を可能ならしめることに?がっていくような施設づくりを今後とも継続し、創り上げていきたいと思います。

目メ　的

　当園の特色として、重度知的障害に加え、あわせ持った精神的重複障害に対し、必須となる生活介護面ならびに医療ケアの支援充実を図り、清潔な環境の中で、常日頃から健康保持に努め、喜びのある生きがいにつながるような施設生活が送れるように配慮する。

　また、社会福祉事業の根底となる最も弱い人が快く住みやすいところが、一番住みやすい社会になるという理念のもとに、利用者一人ひとりのライフサイクルに配慮し、その人なりの自己実現を目指し、個人にとって意義ある人生を過ごせるように支援することを目的とする。

基本方針

　社会の中での生活がむつかしい障害者を助けて、彼らが将来、社会の一員としての幸せを得る力を、彼ら自身の中から見つけていくことを基本方針とします。

沿エン　革

55・8

福智の里法人認可

55・9

鷹取寮建設工事着工

56・2

鷹取寮竣工

56・4

鷹取寮開設 (定員50名)

56・9

鉄骨ビニールハウス建設(大韓民国北釜山青年会議所及び

直方中央ロータリークラブより寄贈)

57・7

鷹取寮を鷹取学園と改称

58・7

機能回復訓練室建設 (清水基金助成金500万円)

洗濯室建設 (共同募金会配分金85万円)

59・7

単棟パイプハウス建設 (共同募金会配分金30万3干円)

60・6

重度棟建設工事着工 (日本船舶振興会補助金5,900万円)

60・7

生活実習棟建設 (清水基金助成金500万円)

60・12

重度棟開設(20名増ゾウ)

61・4

開設5周年記念行事

62・4

歯科治療室開設

63・3

アロエ作業室改造工事

H2・4

開設10周年記念行事

H5・6

軽作業棟Ⅰ建設 (清水基金助成金830万円)

H6・4

入所定員76名に増員 (他にショート・ステイ4名)

H6・5

シヨツプ兼ケン事務倉庫設置

H7・4

開設15周年記念行事

H7・6

軽作業棟Ⅱ建設

H8・6

アロエ温室設置

H8・6

医務室改装(療養室設置)

H9・7

水道管埋設部分地上配管切替工事(共同募金会配分金517万円)

H9・8

西側斜面擁壁工事（第Ⅰ期キ）

H10・8

本館及び男女居室棟トイレ全面改装工事

H11・11

各居室棟洗面所温水工事

H11・4

用語改正により、「精神薄弱者更生施設　鷹取学園」を「知的障害者更生施設施設

鷹取学園」に名称変更

H12・4

開設20周年記念行事

H12・4

玄関・中庭花みずき植樹

H13・6

全館外壁・屋根補修工事

H14・7

正門電動門扉設置

H15・10

アロ工班ドーム型鉄骨ビニールハウス建設

H16・9

園芸班連棟ドーム型ビニールハウス建設

H16・10

西側斜面擁壁工事(第Ⅱ期)

H17・12

チューリップハウス建設

農園芸エンゲイ班の寄せ植ウえ

H17・12

フラワーホームバリアフリー改修工事

H18・1

開設25周年記念行事

H20・3

調理室増改築工事

H21・4

障害者自立支援法ホウ下での新体制移行に伴い、「知的障害者更生施設

鷹取学園」を「指定障害者支援施設　鷹取学園」に種別変更

H21・9

浄化槽改築工事

H21・11

外周フェンス取替工事

H22・10

開設30周年記念行事

H23・03

洗濯訓練室増改築カイチク工事

H23・03

スプリンクラー設置工事（耐震化整備県ケン補助金 2,800万

H23・09

男女夜勤ツトム室改造工事

施設の概要

定員

76名

施設

敷地面積　　14,847㎡　　

建　物　　　鉄筋コンクリート造平屋ヒラヤ建

管理棟　　　　　566㎡　(約172坪)

染色班・アロエ班・ピンチホルダー班

生活棟　　　　1,382㎡　(約419坪)

和紙班ハン・手工芸班・陶芸班の作品

作業棟　　　　　445㎡　（約135坪)

チューリップハウス（ミニ体育館）　226㎡（約68坪）

　　《全棟冷暖房完備》

法人役員

理事長&評議員

坂田友宏

理事&評議員

松田忠次

評議員

石原　正義

小田允人

西尾　和子

紙野文明

寒竹タケ　俊子

青柳義昭

牧村　好夫

陶芸班の作品

貞末太一郎

永冨　政英

谷　弥ヤ寿彦

監事

横山哲志ココロザシ

榎本広明

職ショク員

44名 (内ウチ、嘱託医1名メイ。嘱託職員1名)

園長

(サービス管理責任者兼務)

看護師　(正看)

事務長

管理栄養士

支援主任

調理員

(サービス管理責任者)

洗濯専従職員ショクイン

総務主任

支援員　男性

嘱託

嘱託医(精神科)

支援員　女性

〃

農園芸顧問

合計

支援概要

日中活動　(生活介護支援)

○作業指導訓練部(作業班)

当園の中で重度ジュウド知的障害ではあっても、比較的、作業能力があり、情緒面でも安定

傾向にある入所者を対象に作業班を編成し、適性に応じて可能な作業内容を設定し、

能力を十分に発揮させて、生きがいに通じる指導を目指す。

併せて、体力維持強化のための運動もとりいれる。

○機能回復作業指導部　(軽作業班、機能回復指導班)

精神障害、行動障害等による情緒の不安定、または身体障害や体力的、能力的に

軽作業向きの入所者を対象に、個人の障害特性を考慮し、きめ細かなグループ編成

を行い、日中ニッチュウ活動において、作業へのアプローチを図る。

最重度者は生活面に比重をおいた支援及オヨび介護を行う。

体力に応じて、楽しみながら体力の維持をはかる運動も取り入イれる。

生活面での支援　(施設入所支援)

3つのホームを生活基盤とし、家庭的な雰囲気を重視し、個々の自由な意思や自主性

をできるだけ尊重し、楽しく安堵できるホームづくりを目指す。

医療及び健康管理

入所者の身体・精神状況を把握し、予防を中心とした早期発見・医療及び健康管理を

実施。医師会や各専門医の協力やアドバイスを受け、入所者モノの健康保持に努ツトめている。

特に歯科治療の充実をはかり、叉、精神科嘱託ショクタク医の指導により精神科医療イリョウケアにも

力を入れ、てんかんや統合失調症の対象者に対タイする適切な治療・看護に取り組クんでいる。

　(嘱託医　:　精神科医　鳥巣　美穂　先生)

パソコンによる記録管理

日中活動、生活面での支援、医療面、栄養管理等の各分野に於ける記録をパソコンで

処理し、入所者に対する処遇の向上に資する。

支援形態

　　　　　◎

日中活動　

作業班　　　　　　……陶芸班　アロエ班　農園芸班

軽作業班　　　　 ……染色班　和紙班　手工芸班　ピンチホルダー班

機能回復指導班……機能回復指導班

◎

生活面での支援

生活ホーム ……

①プロ野球ホーム(男子棟)　　②ディズニーホーム(女子棟)

③フラワーホーム(重度棟)

日ニチ　課

生活面での支援

日中活動での支援