経堂バンド
にわかバンドとはいえバンドはバンドで、シンセサイザーとあきらかに違うのは、
ちっともぼくの思うとおりにやってくれない、ってとこです。
けれども、実際のメンバー達のポテンシャルな才能と演奏は、
ぼくが書いたシンセサイザーコードのレベルなんか、簡単に飛び越えてしまいます。
おれ:「ここは、リードでヴギャギャギャギャって(ファズ?:エレキギターのノイズテクニック(?)の1つ)入れてくれ!」
性悪天才少年ギタリストI君:「めんどくせー。おまえが口でやれ!」
おれ:「(いらいらっ!)ピアノが半拍おくれてるんじゃねぇか!」
なまいきピアノ少女Sちゃん:「(ぷんっ!)わたしはみんなの音を聴きながらやってるの!」
おれ:「(んなろっ!)クラッシックのやつは、ノリってもんがわからねぇのか!」
なまいきピアノ少女Sちゃん:「(むすっ!)この曲、なんでワンパターンがこうも続くの?!」
おれ:「(かちんっ!)ばーか。これは列車のガタンゴトンのリズムで、ずっと続くんだ!」
!!!! 云々。
彼らがタダモノではなかったことを思い知るのは数年後のことでした。
なんとか彼らの演奏を再現したいのですがとても無理そうなので、ここは適当です。
2013-10-6 シンセのストリングスパートをそのままオルガンパートに変更しました。
ウン十年前のイカれた音を再現したいのですが、これがなかなか。
当時メンバー全員20歳になったばかり。世間知らずで怖いものなし。
全員全身(自身じゃ制御不能の)トゲだらけ!
はい!経堂バンドです!・・・?!
前奏8小節
太陽は川に姿を映したまま、西の山に沈んでゆき、
おれはベルラージ村行きの切符を買った、ベルラージ村行きの切符を買った
Pahn!
夜を貫いて列車は走り、東の空から陽は昇り、
山や川や都市を横切ると、陽はまた西に沈んでいった。
Pahn!
間奏16小節
Pahn!
明け方近くの牛舎の夢をみた。
「あとこいつら搾ったらおわりだ、先に上がってメシつくっとけ。
今日は一日中いそがしくなるぞ」
「なんであんたがわたしに指図するわけ」とくらったところで目が覚めた。
待ってろ、くそ女!
夜を貫いて列車は走り、東の空から陽は昇り、
山や川や都市を横切ると、陽はまた西に沈んでいった。
Pahn!
演奏20小節 + 1小節
小さいからだをせいいっぱい伸ばして君は何かをとろうとしている
夜明けを待ってる session
Dr.Flight.Fisher
冬ごもりの準備
A and K
夜の荒野で
荷物をたたんで部屋をでていくと
Very Good Dancer
June in the Hi-lite smell I stand on a line from south to north
たわしのうた
夏至
e5