転記表 | data2tbl() モジュール | 2008-1-25 修正 | |||||||
利用者別、市町村別、サービスコード別、 | |||||||||
或いは、介護給付費請求額、補足給付、特別対策費、利用者負担額、実費請求額、支援費外請求・・・ | |||||||||
等を集計する際に、(会計の都合や、売掛金管理や、戦略立案会議用(?)に) | |||||||||
これまでは、「利用者管理表」と「市町村管理表」で、なんとか欲しい数値を取得できていたはずですが、 | |||||||||
台帳エラー等、市町村サイドの原因によるエラーや返戻がいっこうにおさまらないとあっては、 | |||||||||
入金予定金額を集計するのがとてもめんどくさい状態が、常態化しつつあります。 | |||||||||
サービス表には、ほぼ必要な数値があるのですが、 | |||||||||
ここから欲しいデータを、欲しい形に引っ張りあげるのは、なかなか大変です。(だそうです) | |||||||||
そこで、サービス表と、利用者マスターから、必要なデータを転記するシート作成をサポートしました。 | |||||||||
■ | 準備 | ||||||||
■ | pis709.xls usersheets.bas モジュールに、data2tbl(aaa) を加えました。 | ||||||||
また、「転記表」シートサンプルも足しています。 | |||||||||
請求に必須のものではないし、転記表をEXCELから削除してしまっても、どこにも影響はではせん。 | |||||||||
以前からこの請求EXCELを使っている事業所で、「転記表」或いはそれに似たものが必要なら、 | |||||||||
最新版 pi709.xls から、usersheets.bas モジュールと、「転記表」pageを取り込んでください。 | |||||||||
■ | 設定/カスタマイズの仕方 | ||||||||
■ | 1行目は項目名を設定します。EXCELでいつもやる手順なので、問題はないですね。 | ||||||||
ただし、これは必ず1行目でないと、data2tbl() がうまく動きません。 | |||||||||
■ | ツール−マクロ−Visual Basic Editor で、「転記表」のモジュールに、 | ||||||||
Private Sub
Worksheet_BeforeDoubleClick(ByVal Target As Range, Cancel As Boolean) www = Data2TBL("転記表") End Sub |
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のように書き込みます。 | |||||||||
■ | 「転記表」というシート名は、実はなんでもよいし、場合によっては複数あっても動きます。 | ||||||||
data2tbl() の引数を、そのシート名にしてください。 | |||||||||
■ | 1行目は項目名ですが、ここに、データを転記するための設定をしていきます。 | ||||||||
A列「氏名」欄は、かならず利用者名が転記されます。(項目名はなんでもよい。) | |||||||||
Data2Tbl() は、サービス表C列(つまり、利用者名)を、そのまま転記していきます。 | |||||||||
■ | B列以降は、項目名の最後尾部分 「%」のあとにつづく数値をみて、 | ||||||||
サービス表から、データを転記します。 | |||||||||
(例えば、%19 とあれば、サービス表の19列目(つまり、S列 上限管理後最終利用者負担額 値) | |||||||||
「%」がないとき、利用者マスターから、項目名にあてはまるデータを転記します。 | |||||||||
例外として、項目名の最後尾部分に、%-1 とあるときは、転記をしません。 | |||||||||
たとえば、「転記表」上に、列間の式を書き込むときはこの設定をしてください。 | |||||||||
■ | 使い方 | ||||||||
■ | ダブルクリックで、Data2Tbl() が走ります。 | ||||||||
転記がおわれば、あとは、並び替えたり、集計行を挿入して、 | |||||||||
EXCELの諸機能をフルに活用して、目的の事務処理を行ってください。 | |||||||||
■ | ダブルクリックすると、編集したものを、またまた転記データで上書きします。 | ||||||||
これがいやなら、別のEXCELシート(或いはブック)に頁コピーすると、 | |||||||||
シートそのものには、何もマクロはないので、ダブルクリックしても変化しないシートになります。 |