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国保連「簡易入力システム」データ作成マクロ |
平成20年4月電子請求/9月児童施設電子請求対応 2008-12-28 |
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平成19年9月分から、支援費請求が「紙に印刷して郵送」から「電送」にかわります。 |
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請求データ伝送に最低限必要なソフトウェアは、国保連から無償で配布されるそうです。 |
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これまで、EXCEL様式に直接手入力して印刷していた事業所さんは、 |
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9月請求分からは、EXCEL様式の代わりに国保連「簡易入力システム」に直接手入力することになります。 |
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同じくこれまで、神奈川県/福岡県仕様の入力ツールに直接手入力して印刷していた事業所さんは、 |
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9月請求分からは、各県対応の入力ツールの代わりに国保連「簡易入力システム」をつかうことになります。 |
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弊社のEXCELマクロを使って請求用の諸書式を印刷していた事業所さん、 |
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弊社のEXCELマクロを使って各県請求用CSVファイルを作成していた事業所さんも、 |
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電送するために、国保連「簡易入力システム」をつかうことになりますが、 |
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国保連「簡易入力システム」へ手入力するのはやはり少々の手間がかかります。 |
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そこで、国保連「簡易入力システム」データを作成するための転記マクロを作成しましたので、 |
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興味の或る方はお試しください。 |
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実は、国保連「簡易入力システム」データ作成コードは2種類あります。 |
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(どちらでも、或いはどちらもお試しください) |
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平成21年4月からは国保連簡易入力がV2となり、各事業所にCD-ROMが配布されたようです。 |
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簡易入力V2で手打ちしたデータは、送信するまでは、mdbファイルに保存されるようになります。 |
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この請求マクロが、国保連簡易入力の手打ちデータを作成するという仕様のため、 |
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ちょっとあわてましたが、とりあえずこれまでと同じように作動するところまでは修正できました。 |
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国保連簡易入力V2で請求する場合は、これまでのpi804.xls
ではなく、pi904.xlsをお使いください。 |
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mdb対応版 pi904.xls をつかうにあたって、幾つか追加設定があります。 |
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pi904.xls
のなにやかやは、pimans904.htm を参考にしてください。 |
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また、データの入力他はこれまでとかわらないので、pimans.htm或いはpimans4csv.htm を参考にしてください。 |
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はじめに |
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厚生労働省は、『ベンダーの支援費請求ソフトが所定の仕様で転送用CSVを作成すれば、 |
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それを国保連「簡易入力システム」にとりこんで電送することができる』とアナウンスしています。 |
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実際、国保連「簡易入力システム」には「請求情報取込み チェック」というボタンが用意されていて、 |
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ここからベンダー作成の請求データを取り込むことができます。 |
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取り込んだ請求データを、そのまま国保連「簡易入力システム」をつかって伝送します。 |
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支援費請求EXCELマクロは、この操作で取り込む請求データを作成します。 |
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支援費請求マクロは、もう1つの国保連「簡易入力システム」用データを作成することができます。 |
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こちらが作成するデータは、国保連「簡易入力システム」で手入力して作るデータと同じものを作成します。 |
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つまり、こちらの方法で国保連「簡易入力システム」用データを作成した場合、 |
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国保連「簡易入力システム」で手入力した後でできる操作に対応できる、という意味です。 |
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(国保連「簡易入力システム」をつかって、データの訂正や、帳票印刷が可能、ということです。) |
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国保連「簡易入力システム」で、2種類のデータがどう違うかを実際に試してみると |
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このわかりにくい説明文にかいてあることが実感できると思います。 |
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前者の「請求情報取込み」ボタンで取り込んだデータは、そのまま送信されてしまう仕様なので、 |
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国保連「簡易入力システム」の諸様式入力インターフェースで扱うようには取り込まれないために、 |
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国保連「簡易入力システム」の手入力画面をつかって中身をみることができません。 |
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(国保連「簡易入力システム」をつかって、データの訂正や、帳票印刷ができない、ということです。) |
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このことは、 |
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請求処理に関係ないデータ入力箇所やいくつかの解釈が可能な仕様のある支援費制度下で、 |
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あいまいな点の多いインターフェース仕様をもとに、 |
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請求に無関係な箇所の修正を要求してやりとりに何日も費やしたり、 |
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ときには自分の無知を強制する市町村担当者がいたり、 |
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支払月を1ヶ月遅らせるのを平気で決定してしまうような都道府県・厚生労働省のセンスの下、 |
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国保連もしくは国保連サーバーのレスポンスがあいかわらず遅く(コンピュータが遅いわけではないでしょう) |
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どんなトラブルであれ、1回の送信失敗が大きな経済的打撃を事業所に与える可能性を考えれば、 |
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とてもリスキーな方法といえます。 |
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後者の方法であれば、少なくとも国保連「簡易入力システム」が正しいと判断するデータを送信できるので、 |
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リスクを1つ減らすことができると思われます。 |
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電子請求で恩恵を受けるのは行政側であって事業所ではないことを、業界関係者は理解すべきです。 |
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うまくやれば、事業者の事務処理が軽減できることもあるでしょうが、 |
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現時点の電子請求システム下で経済的なリスク(コストではない)をとらされているのは明らかに事業所です。 |
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(これは医療保険費請求、介護保険請求でも同じです) |
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そして、そのリスクを事業所がソフト業者に転化しようとしたとき、 |
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当然、そのソフト代金は10倍〜100倍に跳ね上がってしまうわけです。 |
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これが、厚生労働省管轄下業界で出回っているソフトが、異常に高額である大きな理由の1つと思われます。 |
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大それた物言いを2つほど。 |
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医療・福祉業界の組織・団体には、「上に意見する」という慣習がないように見受けられます。 |
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ぼくが業界新聞等で読んだり、伝え聞いた「上に言った」話のほとんどは、 |
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よく読むと、かっての大学紛争用語でいうところの「要求闘争」にすぎないものばかりです。 |
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(大枠で譲歩して、小さな要求を幾つかとおしてもらい、それを「成果」としてもちかえる交渉術(?処世術?)をいいます) |
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そんな風土の医療・福祉業界を「仕切」っている厚生労働省には、 |
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高齢化、少子化その他いろいろな理由で、国の医療福祉予算をきりつめなければいけないのであれば、 |
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「サービス」とか「市場原理」とかの使いきれないボキャブラリで煙に巻くのはいいかげんやめて、 |
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(官僚なら官僚の本分として、まずは) |
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少ないコストで運用できる、あるいはいらぬリスクが生じない制度およびその運用環境を作る努力をするべきです。 |
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(「福祉にかかった費用を、国県に請求すること」に、何故に「リスク」の話がまぎれこむのか、そもそもおかしい) |
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送信した内容をコンピュータがチェックするシステムなのに、 |
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レスポンスが数日かかるのはなぜ? |
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この制度のボトルネックは誰? |
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■ 手打ちだけで(有料のソフトは使わないで)こなしていこうという、奇特で根性のある事業所の方へ |
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弊社の請求マクロはわかりにくくて(或いは胡散臭くて)使用しない事業者さんにも、 |
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幾らかは有用かもしれません。参考にしてください。(自己責任で) |
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国保連「簡易入力システム」で手入力していくと、自動的に色々なフォルダーを作ってくれます。 |
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「DATA」フォルダーを開いて、自事業所番号のフォルダーを開くと、 |
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手入力した利用者マスターは、「MASTER DATA」フォルダーに、 |
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手入力した請求関連のデータは、「TRANSACTION
DATA」フォルダーにCSVファイルで保存されています。 |
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CSVファイルをEXCELで開いて、EXCEL形式で保存すれば、 |
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(EXCELで開いたCSVファイルを、CSV形式でそのまま上書き保存すると、ファイルの中身が壊れるのでご注意!) |
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事務作業に必要な「一覧表」を作成するのが楽かもしれません。 |
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あるいは、このデータを、転記マクロと組み合わせれば、 |
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弊社の請求マクロより便利な(な、なんと!)、自事業所にあったシステムを構築できるかもしれません。 |
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■ とりあえず、初めての電子請求は、概ねおわったようです。 |
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10月10日に「締め切り延期」「紙請求 可」の英断(?)を下した国保連ですが、 |
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来月はすんなり送信できるであろうことを信じて、ここはよしとしましょう。 |
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国保連/行政が受理したデータの「審査」が、どこまでまともかは、今のところ予想できません。 |
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「送信テスト」の結果をきいた限りでは、少々の「エラー間違い」がありそうです。 |
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自分たちが「正しい」データ処理をしたにもかかわらず、おかしな「エラー返し」があった場合は、 |
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相手(どっち?)ととことんつめるべきでしょう。 |
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■ 11月にはいって雑感 |
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2007-11-3 |
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県/市町村によって頻度はまちまちですが、「支給決定が存在しません」系のエラーが頻発しているようです。 |
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入力ミスで入金が遅れることを心配する請求担当者さんは、 |
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受給者証の入力に関してはかなり精度が高いものと思われるにもかかわらず、台帳エラー系が頻発するのは、 |
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照会先である県/市町村の台帳の精度が頗る悪い、ということでしょうか。 |
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(業界のこれまでの慣習にならって)なにもかもを大目にみることにしても、 |
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県/市町村/国保連の不手際が原因の台帳エラーで支払いが遅れるなんてばかなことはない、 |
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と思います。いかがでしょうか。 |
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また、台帳不備による原因とわかっても、修正/対応が速やかになされないようにみえます。 |
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県/市町村/国保連中央会/各県国保のどこにどんなサーバー/システムがあって、 |
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その台帳データを更新するのがどこなのかは推察するしかありませんが、 |
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初期データの精度が悪い環境下で、更新がすみやかにできない状態は、 |
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精度そのものを高める努力と平行して、早急におこなうべきことと思います。 |
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一部の県では、返戻は返戻として送信しても、 |
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請求明細書がないとか、実績記録票がないとかいった重症エラー(?)以外は、支払ってくれることになったらしいです。 |
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ただし、これがすべての県かどうかはわかりません。 |
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■ 国保連「簡易入力システム」開発部隊へエール(心からの) |
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まずは、僕のような弱小会社のへっぽこプログラマーからのエールなんて要らない、というのはごもっとも。 |
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介護保険電子請求ソフトも同じですが、 |
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厚生労働省がベンダーに公開すべき仕様は、「インターフェース仕様書」ではなく、 |
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国保連クライアントソフトが読み書きするデータベース |
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(つまり支援費ではCSVテキストデータベース/介護保険ではMicrosoftAccess用MDBファイルebisu.mdb) |
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の仕様書なのだと思いました。 |
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せっかく国費をつかって、支援費/介護保険請求用のソフトを開発したのであれば、 |
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それ自体がある程度は入力しにくいものではあっても、 |
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まがりなりに「使える」入出力インターフェースをもっているなら、 |
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これを「正しく」公開すれば、 |
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(ベンダや腕利き達がそのデータベースを使って) |
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誰かは便利な別の「入力インターフェース」をもつコードを書き、それを国保連「簡易入力システム」で出力し、 |
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或いは別の誰かは、国保連「簡易入力システム」で入力されたデータを再利用して、 |
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請求とは直接関係のない(だから国保連「簡易入力システム」がサポートしない)出力インターフェースコードを書くことができ、 |
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そして、そのコード開発は、おそらくとても簡単かつ低コストで可能となると思われます。 |
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送受信にインターネットを使い、それのセキュリティを考えれば、 |
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サーバを管理する国保連に送受信コードは任せちゃう、というのは至極妥当と思われます。 |
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接続テスト用の国保連「簡易入力システム」のようなやり方ではなく、 |
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国保連「簡易入力システム」データベースに、ベンダー(あるいは腕利き)が直接アクセスできるようにすれば、 |
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送信前に、国保連「簡易入力システム」のインタフェース上に表示できるので、 |
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(国保連「簡易入力システム」インタフェースが、請求業務を正しく処理するようにつくられてさえいれば) |
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安全面でもコスト面(事業所単位、行政単位、制度単位)でも、とても効果が高いと思われます。 |
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ベンダに「どこで」競争させるか? |
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ネットワーク上で(介護保険請求や支援費請求という限られた範囲であっても)、だれが知性をもつか? |
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といった、e2e の基本的な考え方を、一度は俎上に(何の?)のせると、もっといいのでは。 |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
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どこが「エール」だって?(とくにここは、書いてる内容が解読しにくいゾ) |
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いいや。ほんとに「エール」です。 |
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KOMPas |
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TEL |
0949-29-2334 |
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FAX |
0949-29-2332 |
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携帯 |
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国保連「簡易入力システム」用転記マクロは、実は2種類あります。 |
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